いちご(久喜市)

出荷(販売)時期:11月~5月ごろ  最盛期:1・2月ごろ

いちご

JA南彩管内のいちごは、主にとちおとめとやよいひめの品種が多く栽培されていて、農家の皆さんによって多くの手間をかけ大切に育てられています。
光沢があって、より赤みがあるものが、新鮮で美味しいいちごの見分けるポイントです。
とちおとめは、ジャムづくりなどにも適しています。酸味が好きな方にお勧めで、いちご狩りでの熟したとちおとめは甘みが増します。
やよいひめは、粒が大きく日持ちするので贈答用に向いています。また、酸味もまろやかなことからお子様に大好評です。

いちご狩り情報

いちごの栽培歴

いちごの栽培歴

JA南彩管内で栽培されている
主な品種の特徴

とちおとめ

香り高く、甘さと酸味の果汁が口に広がる、大人気のイチゴ。

  • 栃木生まれのいちごで、女峰よりも大きく果肉は緻密で多汁質(ジューシー)です。
  • 香りや糖度が高く、適度な酸味があり、食味の良いバランスがとれた食感です。
  • 果皮は「やよいひめ」より鮮やかな赤色で、果実全体が赤くなります。
  • 収穫はじめは「やよいひめ」より早く11月下旬からになります。

やよいひめ

日持ちがよく、酸味もまろやか。贈答用やお子様にも人気のイチゴです。

  • 群馬県生まれのいちごで、群馬県が育成した「とねほっぺ」と栃木県が育成した「とちおとめ」のかけ合せです。
  • 大粒で果皮がしっかりしていることから、日持ちもよく甘みが強いのが特徴です。
  • 糖度が高く、酸味もまろやかなことから、バランスに優れ食味も良好です。
  • 果皮は「とちおとめ」のような濃い赤色でなく、上品な鮮紅色をしています。
  • 収穫始めは「とちおとめ」よりやや遅く12月からになります。

加温ハウスの栽培方法

土耕栽培

土耕栽培

管内で一番多く栽培されている方法です。

高設栽培

高設栽培

栽培床が高いので栽培者の負担が少ない栽培方法です。

いちご豆知識

いちごは野菜?

見た目が可愛らしく、甘酸っぱさが美味しいいちごは一般的な認識では果物ですが、日本では農学上、野菜に分類されています。いちごはバラ科の多年草に属し、外にある粒を「種」と言っていますが、本当はその粒がいちごの果実。果実と思って食べている部分は、実は花托(かたく)の肥大したものです。

ビタミンCや
食物繊維も豊富

いちごはビタミンCが多く含有されていて、100g中におよそ50~100mg。1日の必要量は中粒なら7粒でクリアできます。葉酸に加え、ペクチンという食物繊維も多く、風邪予防に効果的です。カリウムも含んでおり、生活習慣病や高血圧の予防、むくみ解消効果が期待できます。また、虫歯予防に役立つキシリトールやフラボノイドなどの抗酸化物質も多く含まれています。

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